古民家改修~浴室編~
お待たせしました、古民家改修の続きです。掘りごたつ編でも述べたように、私の想像を超えた浴室改修編です。
まずは改修前の様子です。


大人でも3人くらいは入れる大きなステンレスの浴槽です。昔の民宿や学生寮のような雰囲気です。特に壊れているとかではないのですが、木製の窓とタイル張りのため冬場は寒いのと、浴槽が深くて滑りやすいため改修を決意されたようです。


さっそく解体作業開始!で、ふと疑問が… この浴槽どうやって出すの?窓は交換予定なので外したとしても寸法的に出ないし、脱衣場側から廊下を通って出すのは現実的でないし。結局、窓交換の面を全て解体してなんとか取り出すことに成功。

写真では伝わらないかもしれませんが普通の浴槽の2~3倍の大きさ、掘りごたつのテーブルに続き男4人でやっと取り出しました。
解体作業に続き大工工事と左官工事開始
断熱材をしっかり充填したら面材を張りその上から丁寧に防水のシートを張り付けました。仕上げには青森から特別に取り寄せた「青森ヒバ」の縁甲板を壁と天井に張りました。
左官屋さんもひんやりしないタイルをキレイに割り付けて張ってくれました。




完成の様子
大きく開いた場所に断熱に優れるFIX窓を設置。浴室ですが透明のガラスなので眺めも良く高級旅館に来たようです。ヒバの雰囲気を壊さないよう、特別な木製ブラインドも付いているのでご心配なく入浴可能
試運転でお湯を張ってみました。ヒバのいい香りと湯気の雰囲気が完全に温泉ですが、残念ながら沸かし湯です


浴槽を跨ぐことなく入浴でき、湯船につかりながら外の自然を見られるお風呂へと生まれ変わりました。写真には写っていませんがこの後、浴槽と洗い場の境に同じ青森ヒバの一枚板で作った縁(腰掛)を取付け完成しました。
今回の古民家改修では、既製品を組み立てるだけの現代の家づくりとは違い、現場で職人と一緒に収まりを考えながら創意工夫で仕上げることが出来ました。改めて職人の技術の高さを認識するとともに、もっと職人の技術に対する評価が高くなるような世の中になればいいなと思いました。
お手入れが楽なシステムバスもいいですが、こだわったお風呂もいいですよ。こんなお風呂が欲しい方は土田工務店にご一報を!(完成まで時間はかかりますが(笑))



