大規模リフォーム

今回の現場は水廻りはもちろんのこと床下に蓄熱式の温水床暖房の設置、玄関ドア・サッシの交換、外壁の張替え、断熱改修と1階のほとんどを改修する大規模なリフォーム現場です。ちょうど省エネ住宅ポイントのタイミングが合ったので30万の補助を受けることができました。

改修前の様子

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実はこちらのお宅、30年以上も前に当社で建築した建物です。。会社には当時の図面もきちんと保管されていましたし、当時まだ駆け出しの見習い大工だった職人が今も土田工務店で大工を続けており、今回も親方として工事を担当しました。

この家に住む80を過ぎたおじいちゃんが当時のことを懐かしく語ってくれました。そしてまた今回、土田工務店に改修を依頼してくれたことに感謝しつつ身の引き締まる思いで工事に当たりました。

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いきなりですが解体の様子。骨組みだけの状態にします。

 

 

 

今回は床下の空間をなくし、コンクリートで床を作ります。そのコンクリートの中に温めた不凍液を循環させコンクリートに蓄熱させて家全体を温めるという床暖房を採用しました。今月から使用を開始した鶴城小学校の床暖房と同じだそうです。

床下空間を埋めるために土と砕石を入れていきます。

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新築でこの方式を採用するなら重機で土を入れたりできるので簡単ですが、今回は土台も柱もある中を一輪車でひたすら運搬しました。ひとつだけ良かった点は既に屋根があるので天気に左右されることなくコンクリート打設まで出来たので予定通り工事は進みました。

 

 

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このあと断熱材を敷き込みコンクリートを流す訳ですが、この時点で凸凹があると変な隙間ができたり断熱材が割れたりする原因になるので丁寧に平らに突き固めます。

そして、今回床下に敷き詰める断熱材の山。今回の施工面積は約40坪、1階部分だけの改修ですが標準的な2階建ての一軒家ほどの面積があります。これだけでトラックの荷台はいっぱいでした。

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湿気が上がってこないように土間シートを敷きその上に断熱材を隙間なく並べます。

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その上にワイヤーメッシュを敷きそこに温水を循環させるためのパイプを留めていきます。ここで重要なのは血管に動脈と静脈があるように、パイプにも行きと帰りがあるということ。熱い温度の行きのパイプとある程度冷めた帰りのパイプをバランスよく配置しないと場所によって床の温度にバラつきが出てしまいます。一見簡単そうに見えますが事前の十分な検討が必要な重要な作業です。

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配管したパイプを破損しないよう慎重にコンクリートを流し込みます。コンクリートは圧送車(ポンプ車)という特殊車両があるので一輪車で運ぶ必要はありません。リモコンで操作すればホースの先からコンクリートが出てきます。コンクリートを平らに均しその上に内装屋さんが床材を張り付ければ床の完成なので、いかに水平に均せるか左官屋さんの腕の見せどころです。

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コンクリートが乾いたら汚れないようにブルーシートで養生します。

 

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間取りを変更し大空間のリビングにするため骨組みを組み替えます。そのために特注金具を製作し梁を支えます。  壁にも隙間なく断熱材が充填されます。

 

完成の様子

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雪で折れてしまっていた軒先も直すついでにちょっとだけ延ばして勝手口のひさし兼エコキュート置き場になりました。

 

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古くて動きの悪かった玄関引戸は木目調の親子ドアに交換し新たな家の顔となりました。

 

 

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単板ガラスのアルミ製だったサッシはアルゴンガス入りのLow-E複層ガラスのアルミ樹脂複合サッシになって断熱性能がはるかに向上しました。

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玄関には新たに大きなシューズボックスが付き、家族全員の靴をしまっておけます。

 

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廊下の様子は基本的には変わりませんが、天井と壁のクロスが白くなったので光を反射し明るくなりました。

 

 

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玄関ホール、ガラス入りの建具を使用しているので明るいです。ここも床暖なので部屋との温度差がなく快適です。

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和式だったトイレも洋式に変わり広さも広くなりました。手すり代わりのカウンターも付いたので楽になりました。

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タイル張りで冷たい感じだった浴室もユニットバスになり釜場がなくなった分広くなりました。写真では判りづらいですが浴槽と壁はピンクで可愛い感じです。

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洗濯室(家事室)を独立してつくりました。通常は一つにまとめてしまう脱衣室、洗濯室、洗面所がそれぞれ独立しているのでとても効率よく使えます。

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キッチンも向きを変え対面式になりました。

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食器棚もキッチンと同じピンク色です。水廻りは奥様の希望で壁紙も含めピンクで統一されてます。

 

 

 

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物置部屋になっていた部分と一体化して広いリビングになりました。

 

 

 

 

IMGP6459和室には12尺もある大きな神棚を取り付けました。

 

 

 

 

家の方が生活をしながらの工事のため、建物を解体する前に仮設の浴室や台所を作るところから始めたのですが、着工から約4ヶ月間不便な生活をしてもらった家主の方には感謝します。新たな場所に新築するときや建替えのために一時アパートに引っ越すのとは違い一日でも早く仕上げなければと当社スタッフ一丸となって取り組みましたが、いい加減な仕事をするわけにはいかないのでそれなりの日数はかかりました。リフォームをネットで検索すれば「工期を短縮して安く仕上げてもらいましょう」とか「3社以上から見積もりを取って安いところに頼みましょう」的なことが書いてあったりしますがホントでしょうか?早い・安いは牛丼だけにして、しっかり工事をしてくれる会社に依頼しましょう。